[日米市場とイールドカーブ] 順調な戻りだが、米銀行セクターの弱さは気になる

チャート分析, 日経・為替チャート, 米株チャート

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コメント(2018.4.18)

アメリカはXVR指数を見る限り順調な戻りになっているが、唯一懸念材料は銀行セクターの弱さ。

日経はできれば本日中に半値戻しの22150を達成し、底入れ最終確認をさせてほしいところ。

イールドカーブ

イールドカーブ(2年物国債と10年物国債の金利差)のフラット化がいわれ始めて久しいのだが、短期金利に比べて長期金利が上がらないのは、マーケットに長期インフレ期待がないということ。現在の経済は「カネは下々の懐を満たさず、大企業に集中する」構造で回っているから、長期金利の押し上げ要因となる賃金の大幅上昇は見込めない。株価の面で見ると、企業収益を圧迫する人件費が上がらないのだから歓迎材料。ただし、逆イールドが発生すればさすがに問題かもしれない。過去例外なく景気後退のシグナルになっている。

英文記事から参考になりそうな情報をピックアップ

大事なポイントを2つだけ引用してみる。

Historically, equities have not come under pressure until the U.S. two-year Treasury rate reaches above 3.5%.

歴史的に見て、2年債の金利が3.5%を超えない限り、株価の押し下げ要因にはならない。

→現在の2年債金利は2.4%。騒ぐ段階にない。

“Importantly, equity markets have historically only peaked after the curve has inverted and often quite some time after.”

過去の株価動向を調べると、株価のピークは逆イールドカーブが始まったかなり後に来る。

→現在はフラット化が継続している段階、心配は逆イールドカーブになってからで遅くない。

Value Line Geometric Index(XVR)日足

市場全体の強弱を見ると、50DMAを超えてきており、順調。

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米銀行株指数日足

このセクターの弱さが気になる。50DMAどころか120DMA前後で揉み合い。RSIも50より下。ここが50DMAを捉えてこないと相場全体に弾みがつかないだろう。

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S&P500日足

中期トレンドの分水嶺である50DMAを超えてきた。フォローアップがほしいが、底入れ確定の可能性大。

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米半導体指数日足

こちらも50DMAを超えてきた。RSIも50を超え、順調。難所は矢印で示した1395レベル。ここで跳ね返されると三尊の可能性が出てくる。

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日経平均先物 日足

コメントは長くなるのでチャート内を参照されたし。

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※略語と簡単なテクニカルインジケータの見方については以下のページで解説しています。
略語と簡単なテクニカル講座(2018.3.31 ダイバージェンスやチャンネルなどテクニカル講座の拡充を行いました)