略語と簡単テクニカル講座

2018年1月4日

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本記事は以下を扱っています。

  • 当サイトの本文やチャート内コメントで使っている略語・ジャーゴンについて説明しています。
  • 簡単なトレードのノウハウ、テクニカル分析についても解説しています。
  • ほとんど自己流です。
  • 追記:2018.6.1以降、「略語・ジャーゴン早見表」を除いて本記事の更新は停止しています。新たなエントリは随時、別ページ「テクニカル講座アネックス」に追加しています。
  • 追記:2018.6.21、よりリアルタイムに近いテクニカルの動き、日々の所感を記録した「テクニカル実践講座」を開設しました。併せてご覧ください。

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略語・ジャーゴン早見表(最新エントリは末尾に追加)
最新エントリ:2018.6.25

    • ロング:買い(価格が上昇する儲かる)、ショート:売り(価格が下落すると儲かる)
    • 成り買い、成り売り:価格を指定せず、成り行きでロングまたはショートすること。
    • 指値買い、指値売り:価格を指定してロング(ショート)すること。
    • 決済、清算、処分、撤退:ポジションを閉じること。
    • 持ちポジ:いま持っているポジション、残ポジ:一部決済後の持ちポジ。
    • ストップ:ロングの場合はここまで下がったら、ショートの場合はここまで上がったら、自動的に決済する価格。損益(資金)管理手法のひとつ。ストップアウト:ストップ注文が行使されること。
    • MA:単純移動平均線
      〇〇HMA:〇〇時間移動平均線、△△DMA:△△日移動平均線、▲▲WMA:▲▲週移動平均線
    • TL:トレンドライン
      上昇TL:上向きの下値支持線、下降TL:下向きの上値抵抗線
    • レジスタンス:抵抗、抵抗線とも。そこまで上がると上昇が止まりやすい価格(価格帯)。なぜか?売りたい人が待ちかまえている、みなが意識している、それを機関投資家など大口が利用して、レジスタンスをちょっと超えたところでドッと売ってきたりする。だから瞬間的にレジスタンスを超えてもフォローがあるかどうかを気にしよう。
    • サポート:支持、支持線とも。そこまで下がると下落が止まりやすい価格(価格帯)。なぜか?買いたい人が待ちかまえている、みなが守らないといけないと思っている、それを機関投資家などの大口が利用して、ちょっとサポートを割ったところで買ってきたりする。だから瞬間的にサポートを割っても騙されないようにしよう。
    • バックテスト:サポートを割った後、割ってしまったサポートまで戻り(上昇し)「ホントにいいんですか?」と確認する動き。サポートを突き抜けられなければ、ショートでエントリできるポイント。
      逆に、レジスタンスを超えた後、超えたレジスタンまで売られ(下落し)「これからはここをスタートにするからね」と確認する動き。レジスタンスを明確に(長い時間)割らなければ、ロングでエントリできるポイント。
    • BB:ボリンジャーバンド、ミッドBB:BBの仲値
    • フィボ、フィボナッチ:フィボナッチリトレースメント
    • NegDiv:ネガティブダイバージェンス。価格高値更新もRSIはピーク更新していない状態→反落のサイン。
    • PosDiv:ポジティブダーバージェンス。NegDivの反対。価格安値更新もRSIの下落ピーク更新されていない状態→反発のサイン。
    • VWAP:出来高を加味した買値の平均。相場の強さの目安になる。大まかに、VWAPより上なら買い優勢、下なら売り優勢と判断できる(ただ、ヨコヨコのときはあまり参考にならない)。
    • 寄り天(寄り底):相場開始とともに(もしくはその直後に)日中の高値(安値)をつけ、その後反落(反騰)して安く(高く)引けること。
    • ギャップ、窓:前日の終値と当日の始値の間に開きがあること。窓を開けるともいう。前日より高く始まればギャップアップ、安く始まればギャップダウンという。
    • 窓埋め:相場はギャップ(窓)を空けると、空けたギャップ(窓)を埋める習性があることから注意が必要。ただし、必ずしもすぐに埋めるとは限らず、忘れた頃に埋めに行くこともある。日足チャートのローソク上で数年前に空けたギャップを埋めに行くことさえある。とはいえ、ギャップ(窓)は絶対に埋めるものではなく、高い確率で埋めるという経験則に過ぎない。
    • コンソリデーション:上昇相場の用語。上昇が一段落し、価格が伸びず、かといって下げもしない状態をいう。値固めとも。
    • アキュム(ミュ)レーション(accumulation):下落相場の用語。下落がとまり、かといって上昇もしないでヨコヨコになった状態をいう。
    • ボラタリティ(volatality):値動きの激しさをいう。短時間で大きく動くときボラタリティが高い、略して「ボラが高い」「ボラがでかい」という。逆に値幅が小さく動きが鈍いときボラタリティが低い、あるいはボラタリティがない、略して「ボラが低い」「ボラがない」という。
    • デッドキャット・バウンス(Dead Cat Bounce):数年、数十年に一度の高値(すっ高値)から始まった中長期ベア相場で見られる、自律反発(売られ過ぎからの反発)局面のこと。下落トレンド継続のサインなので、戻り終了→再下落開始後、さらなる下落→安値更新が見込まれる。「デッドキャット・バウンス」の画像検索結果
    もくじ

    基本方針

    (2018.4.21追加)テクニカル分析といってもシンプルを心がけて、基本的に移動平均線、ボリンジャーバンド、RSIという3つの指標だけを見ている。経験的にインジケーターを増やせば増やすだけ、判断がしにくくなる。

    3つをベースに、チャートが作り出すさまざまなパターンを見ながら売り買いを行う。ここでいうパターンとは以下のようなもの。

    • RSIと価格がつくりだすダイバージェンス(ネガティブとポジティブの2種類)
    • フィボナッチリトレースメント
    • ボリンジャーバンドの収縮や拡張
    • 三尊・逆三尊
    • ウェッジ(フォーリングとライジングの2種類)
    • トライアングル(アセンディング、ディセンディング、シンメトリカルの3種類)
    • ギャップ(窓ともいう)

    これらについては別に解説する。

    以前はスイングトレード(数週間から数か月単位の取引、基本は放置)が中心だったが、ここ数か月、相場が安定したトレンドを示さない傾向が強まったため、デイトレ(1日のうちで完結、数分~数時間)や短期トレード(長くて数日間で完結)が中心になっている。相場の状況に応じて臨機応変に対応したい。

    先物の建玉とストップ

    (2018.4.21追加)

    • 売り買いしているのは日経先物ミニの3、6、9、12限月のいずれか。
    • 成り行き買い(売り)が多い。指値は全体の1割あるかないか。
    • 建玉数(枚数)は一概にいえないが、自分の自信度を100とするなら150~200くらい建てる。たとえば、5枚くらいの自信しかないときは8、10、12枚など(分割しやすいように偶数枚)。
    • その代わりストップは、ロングの場合、ほぼつねに買値の30円下(ショートの場合、売値の30円上)で、すぐ態勢を立て直せるようにしている。
    • ストップは命綱。とにかく注文を出すときに同時にストップをクセにしたい。
    • なぜ、こんな方針でやっているかというと、苦い経験に裏打ちされた生き残り戦術。先物はうまく行ったときはスルスル利益が伸びて有頂天になりやすい(→油断に陥りやすい)。その場合、「余分だなと思っている分」の利益確定に専念する。目標は50円、100円くらいだが、とにかく自分を楽にすることに集中してまず利益をとる。その上で残りを放置する。そうすれば精神が安定するからだ。その後の判断も冷静になる。逆に、塩漬け(含み損)に耐えるのはやめた方がいい。それくらいならさっさとロスカットして出直した方がチャンスは多い。30円くらいの負けならすぐ取り戻せる。

    移動平均線:MA、HMA、DMA

    (2018.4.21改訂)MAはMoving Average、単純移動平均線のこと。

    • 1時間足の場合(HMA: Hourly MA)は、MAを50、100(または120)、200の3本に設定。
      50HMAはとくに重要(これはアメリカ市場で学んだ。日経も外人が6割以上を占める市場なので有効)。
    • 15分足と4時間足も50、100、200を使うが、HMAではなく、50本線、100本線、200本線と呼ぶ。
    • 日足の場合(DMA: Daily MA)は、MAを25、50、200の3本に設定(補助的に5日線も参照)。
      アメリカでは50DMA、日本では25DMAがとくに重要(これは経験則)。
    • 中期分析の場合(WMA: Weely MA)は、MAを26、50、200の3本に設定。
      26WMAはとくに数か月単位の動向を左右するので重要
    • 長期分析の場合(MMA: Monthly MA)は、MAを13、26、50の3本に設定。

    移動平均線は向きと相互の位置関係が重要。

    向き(上向き、横ばい、上向き)

    たとえば、価格が下から50HMAを超えても、50HMAが下向きのうちはサポートにならない可能性が高い。価格が50HMAより上に滞留することで50HMAが上を向き、サポートになっていく(つまり上昇トレンド)。逆に、数時間たっても50HMAが上向きにならない場合はトレンドが転換していない可能性が高い(ヨコヨコ推移、レンジ相場など)。

    相互の位置関係

    上昇トレンドであれば、上から50、100、200という風に単位の小さいものが上に位置するはず。この位置関係が乱れているときは安定したトレンドではない。

    また、MA同士が交わるときも注意。たとえば、50が100より下へ行ったり、200より下へ下へ行ったりすると、上昇トレンドは終わった可能性が高い(デッドクロスと呼ぶ)。逆に、50が下から100を突き抜けた場合、上昇トレンドへ転じる可能性が出てくる(ゴールデンクロスと呼ぶ)。

    どちらの場合も、つねにMAの向きに注意しよう。デッドクロスしても、100や200が上向きであれば、まだ下落トレンド入りとはいえないかもしれない(→下落の終わりに近いかもしれない)。逆にゴールデンクロスしても、100や200が下向きのままなら、上昇トレンドに転じたとはいえない(→上昇が終わりつつあるのかもしれない)。

     ボリンジャーバンド:BB、ボリンジャー

    (2018.3.31改稿)ボリンジャーバンド(bollinger bands)は、基準とする移動平均線からの標準偏差を数段階とり、移動平均線の上下に表示したもの。通常、-α2、-α1、移動平均線(仲値)、α1、α2の計5本の線がバンドを構成する(トコシエの場合はこれに±α3を加える)。価格が±α2の範囲内に収まる確率は95%以上あり、±α3となれば99%となるので、価格のブレ幅を理論的に想定できるわけだ。

    しかし、これをスタティックな数字として逆張り指標として使い、α3に到達したらショートするとか、逆に-α3に到達したらロングするとかやっているとトレードでは使いものにならない。BBは逆張り用の指標ではなく、相場のトレンド(勢い)を見る指標だ。

    基本的にBBは収縮する(ピンチ)か、拡散する(エクスパンド)かの2つしかない。収縮とは何らかのトレンドが収束して平時に戻っている状態、逆に拡散とは何らかのトレンドが発生している状態である。このトレンドが曲者で、強力なやつが発生しているとBBの上限(または下限)をはみ出して(または、はみ出さんばかりで)駆け上がる(または駆けおりる)ことがある。この状態をバンドライド(またはバンドウォーク)といい、バンドライドに乗れれば、トレードはいちばん短期に儲かるのである。

    具体例で見た方がわかりやすいので、下のチャートを参照されたし。

    ミッドBB、仲値

    ブログやツイートでミッドBBとか仲値といっているのは、いずれもボリンジャーバンド中央の基準線となる移動平均線のこと。日足なら20DMA、1時間足なら20HMA、4時間足なら20本線。

    RSI

    RSIは買い(上昇)と売り(下落)の力関係を表す指標。これも一般的には逆張り指標として解説されているが、リアルトレーダー目線では、RSIの絶対値は重要ではない。RSIもBB同様、トレンドの状態を見極める指標だと思っている。

    上が70%や80%に届いたら「買われ過ぎ」とか、逆に-70%や-80%になったら「売られ過ぎ」というが、トレーダーにとって大事なのは、その「過ぎ」の状態が一過性なのか、一定期間持続するのかを知ることだろう。「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」が発生したこと(=絶対値)が重要なのでなく、それが継続するかどうかが重要なのである。

    とくにトコシエの場合、次に説明するダイバージェンス絡みでRSIを利用することが多い。

    ダイバージェンス:NegDiv、PosDiv

    NegDivはNegative Divergence(ネガティブダイバージェンス)、PosDivはPositive Divergence(ポジティブダイバージェンス)のこと。

    A時点とB時点の価格とRSIの傾きを比較する(チャート参照)。

    • 価格はB>Aで上がっているのにRSIがB<AでA時点より上に行っていない場合、NegDivという。これは価格上昇に買いのパワーが見合っていないので、現価格以上に買われる可能性が低い(=価格が下落に転じやすい)ことを示唆する。トレーダーなら売り目線で売りポイントを探るべき(もし買いで入っているなら手仕舞いを考えるべき)。
    • 逆に価格がB<Aで下がっているのにRSIはB>AでA時点より下に行っていない場合、PosDivという。これは価格は下落しつつも売りのパワーが衰えてきているので、現価格以上に売られる可能性が低い(=価格が上昇に転じやすい)ことを示唆する。トレーダーなら買い目線で買いポイントを探るべき(もし売りで入っているなら手仕舞いを考えるべき)。
    ヘッジポジション(両建て)について
    もし中長期でポジションを保持したいのに、途中でNegDivまたはPosDivが出てしまったら、さっさと清算して次に備えるのもあり。だが、せっかく中長期の予測は当たったのにもったいないと思う場合は、NegDivまたはPosDivを確認した時点で一時的にヘッジポジション(本来とは反対のポジション)を同数入れればよい。
    同数というのがポイント。これで事実上、利益確定したのと同じ効果を得られる。そのため、心理的に余裕をもって相場の流れを確認し、次のアクションをとることができる。

    ※チャートクリックで別ウインドウ表示

    マクラレン・オシレーター
    (stockcharts.comでのシンボル:$NYMO)

    (2018.2.9追加)ダイバージェンスということでは、マクレラン・オシレーターは反転の先行指標として利用できる。計算式は以下の通り。

    騰落銘柄数=(値上がり銘柄数)-(値下がり銘柄数)
    マクラレン・オシレーター=(騰落銘柄数のX日指数移動平均)-(騰落銘柄数のY日指数移動平均)
    X=19、Y=39の設定が一般的

    マクラレン・オシレーターは騰落銘柄数の短期移動平均と長期移動平均の比率。直近で下がる銘柄数の方が増えていれば下落トレンド(逆なら上昇トレンド)。絶対値を見るより、ダイバージェンスからトレンドの反転を先取りする使い方の方が有効。というか、それしか使ったことがない。

    以下のリンクを見てもらえばわかるが、昨晩のアメリカですでにダイバージェンスが出ている。SPXの価格は安値を更新しているが、マクラレン・オシレーターは下値を更新していない。反転は近いと判断できる。

    2018.2.8引け時点のS&P500(黒線)とマクラレン・オシレーター(赤線)

    フィボナッチ、フィボ、半値戻し(半値押し)、1/3戻し(1/3押し)、2/3戻し(2/3押し)

    フィボナッチリトレースメント(fibonacci retracement)のこと。

    0→0.236→0.381→0.5→0.618→0.76→1が重要な数値(リトレース率)となる。

    たとえば、2017年12月末のビットコインキャッシュの急落時には、4100ドルから1650ドルまで下落した。このときフィボは4100が1、1650が0となる。

    トレードにおいて特に重要なのは「半値」。「半値戻し」というのは底値から下落幅(4100→1650)の50%戻した値をいう。通常、この半値を超えれば、下落は終了したと判断できる。逆に天井値から反落した場合、前回の安値へ向けて情報幅の半分下落した場合、「半値押し」という。半値押し以上に下落すれば、上昇サイクルは終わり、下落トレンドに入ったと判断できる。

    トレンドライン:TL

    トレンドラインのこと。単純ながら、最強のインジケーターかもしれない。

    相場には上げ、下げ、凪(ヨコヨコ)の3つしかない。野球の試合と同じ。大方はゼロ行進。点が入るイニングも1~3点くらいが圧倒的で大量点が入るのは稀。

    上昇TLは上昇トレンドラインの略。下降TLは下降トレンドラインの略。

    トレンドは大事。儲かるのは、時間的に全体の2割程度しかないトレンドのある局面だから。トレンドのないとき、はっきりしないときはトレードを避けるか、少ない利益をとる短期トレードを心がけよう。トレードはクセ(中毒)になるから要注意!手数料(コスト)ってバカにならないから。

    チャンネルとレンジ

    上昇TLまたは下降TLが2本ほぼ平行に引けるときチャンネルを形成しているという。上昇時のチャンネルを上昇チャンネル、下落時のチャンネルを下降チャンネルと呼ぶ。価格はこれらに挟まれた領域を上下する。そしていつかどちらかへ逸脱していく。

    トレンドがなく上下同じような価格で行ったり来たりしている場合、相場はトレンドレス(ヨコヨコ)になる。トレンドレスの場合、チャンネルとはいわず、レンジとか範囲とか呼ぶ。

    ブルフラグとベアフラグ

    チャンネルはトレンド転換を見極める際に使える。

    • 下降チャンネルはブルフラグとも呼ばれ、買いサインとなる。下降チャンネル内を下落し続けた価格はいつしか、上のTLで跳ね返されず、上にブレークする。このブレークのタイミングで買いエントリー(ロング)する
    • 上昇チャンネルはベアフラグとも呼ばれ、売りサインになる。上昇し続けた価格が上昇チャンネルの下のTLで反発せず、そのまま下へブレークする。このブレークのタイミングで売りエントリー(ショート)する。

    フォーリングウェッジ、ライジングウェッジ

    (2018.2.1追加)ウェッジはくさびの意味。上へ(または下へ)先がすぼまっていくチャート形状で、トレンドの継続か反転を見極めるための手段。確率的には反転する場合の方が多い。

    ※チャートクリックで別ウインドウ表示

     

    トライアングル

    (2016.4.21追加)最近の相場からは適切なサンプルが採取できないので他人様のサイトからチャートを借りてきた(チャート出典:stockcharts.comのChart Schoolセクション)。

    日本でいう三角持ち合いのこと。アセンディング・トライアングル(ascending triangle)、ディセンディング・トライアングル(descending triangle)、シンメトリカル・トライアングル(symmetrical triangle)の3パターンがある。

    アセンディング・トライアングル

    三角保ち合いのうち、下値が切り上がっている(ascending)状態を指す。これは強気のシグナルで、レジスタンスの上ブレークを狙う。ブレーク後、ブレークしたレジスタンス(赤線)をテストし(いったん赤線の水準まで下落し)、赤線をサポートに変えることが多い。

    Walgreen Co. (WAG) Ascending Triangle example chart from StockCharts.com

    ディセンディング・トライアングル

    三角保ち合いのうち、下値が切り下がっている(descending)状態を指す。弱きのシグナルで、サポートの下ブレークを狙う。ブレーク後、ブレークしたサポートをテストするも(水平な青線の水準まで上昇するも)、水平の青線がレジスタンスに変わることが多い。

    Dupont, Inc. (DD) Descending Triangle example chart from StockCharts.com

    シンメトリカル・トライアングル

    三角保ち合いのうち、下値支持線と上値抵抗線が上下対照になっている(symmetrical)状態を指す。これだけでは強気とも弱気とも判定がつかないが、トライアングル形成前の数週間(数か月)のトレンドに従ってブレークする可能性が高い(下図の場合は数か月前のトレンドが上昇だった)。5.8とあるのはトライんグルの高さ分、ブレーク後に上昇が期待できるということ。

    レクタングル

    シンメトリカル・トライアングルが横に押し潰されて、レンジ内を横ばい推移した後、レクタングルと呼ぶことがある。レクタングルも、レクタングル形成前の数週間(数か月)のトレンドと同じ方向へブレークする可能性が高い。

    Lockheed Martin Corp. (LMT) Rectangle example chart from StockCharts.com

    レクタングルは天井圏や底値圏で現れることも少なくない。その場合、天井圏ならダブルトップ、トリプルトップ、底値圏ならダブルボトム、トリプルボトムなどと呼ばれるわけだが・・・。

    Gillette Co. (G) Double Top Reversal example chart from StockCharts.com

    Anadarko Petroleum Corp. (APC) Triple Bottom Reversal example chart from StockCharts.com

    三尊、逆三尊

    (2018.3.31追加)トレンド転換を見極めるためのチャートパターン。価格上昇時の高値圏で出現する場合を三尊(英語ではHead and Shoulder、HS)、価格下落時の底値圏で出現する場合を逆三尊(英語ではInverted Head and Shoulder、IHS)という。価格のピークを、三体ワンセットの三尊仏像の頭に見立てた表現。

    具体的には次のチャート内の説明を参照。

    ※チャートクリックで別ウインドウ表示

    チャートサンプル1:チャンネルの解説

    チャンネルに関して、2018.1.18時点のXRP 4時間足のチャートサンプルを示す。

    チャンネル(2018.1.18 XRP 4時間足)

    ※チャートクリックで別ウインドウ表示

    チャートサンプル2:TL、BB、フィボナッチなどの解説

    テクニカル解説1-トレンドライン、ボリンジャーバンド、フィボナッチリトレースメント(BTC日足 2018.1.18 急落後の戻り場面)

    ※チャートクリックで別ウインドウ表示

    出来高とバイクラ、セリクラ

    相場は需給がすべて。買い手と売り手の力関係だけが価格を決めている。

    また相場は8割方たいして動かない。大きく動くのは何らかの理由でトレンドが発生しているとき。トレンドが発生すると、最後の買い手(また売り手)が来るまで買われる(売られる)。

    その場合、出来高を伴ってローソク足が上ヒゲ(または下ヒゲ)をつければ転換の合図。上昇時はバイクラ(buying climax)、下落時はセリクラ(selling climax)と呼ぶ。狼狽買い、狼狽売りとも。

    ヒゲとはローソクのボディ以外の線の部分だから、終値がヒゲの頂点から乖離していることを示している。つまり、ヒゲの部分で買った(売った)人は(少なくてもそのローソク足が終わった時点では)置いていかれた、すなわち、含み損ポジションを抱えてしまった、という意味になる。将来、そのヒゲ近くまで価格が来たら、この人たちは売り(買い)圧力に転じやすいので、レジスタンスまたはサポートになりやすいのだ。

    チャートサンプル3:MA、BB、ダイバージェンス

    リップルの1時間足を実例にテクニカルの意味について解説します。

    移動平均線、ボリンジャーバンド、ダイバージェンス(2018.1.4 XRP)

    ※チャートクリックで別ウインドウ表示

    タイムフレーム再説

    相場はどのローソク足をその時間幅で見るかによって見え方が変わる。たとえば、1時間足ではまだ下げそうだけど、15分足では明らかに上昇に転じたように見えることがある。この場合、どちらが正しい、間違っているではなく、トレーダーがどの時間足を主体にトレードしているかで対処は変わってくるだけの話だ。

    相場はつねに上下しているのだから、数か月、数週間などの単位で気長にトレードする人もあれば、一日で何度も手仕舞いする人もある。

    要はトレーダーのスタイルの問題だ。時間感覚や性格はそれぞれ異なるからそれでいいのだ。当サイトは数日から数週間程度を目安に取引するので、1時間足と4時間足を主体に見ている。

    相場で節目と感じる場所(例えば急落時の安値圏)で15分足や5分足を補助的に見る。また節目であって中長期(数か月以上)の転換点と思われる場合は、もっと長い日足や週足、場合によっては月足を確認する。

    相場の風に乗れてないと感じたらすぐ降りること

    英語で「big picture、bigger pictureを忘れるな」というトレーダー界の格言(?)がある。これは目の前のfluctuation(小刻みな価格の上下)に囚われて、大きな流れ(トレンド)を無視したら結局負けるよという戒めだ。

    トレードは凧に例えるとわかりやすい。追い風を受ければ簡単に高く上がれるが、逆風を受ければ抵抗を受けて容易に上がれない。風(トレンド)を読み違えたら無理せず逃げることだ。含み損(塩漬け)ポジションは精神的によくないし、第一時間の無駄になる。時間は貴重な資源だ。

    待ち(いわゆる、見というやつ)も立派なポジションなのだと考えよう。

    相場サイクルの型

    上昇相場の場合、上げが長く下げが短いのが特徴(左に寄った三角形)。下落相場の場合はその逆になる(右に寄った三角形)。トレンドレスな場合は何ともいえない。具体的には以下のチャートをご覧いただきたい。

    ※チャートクリックで別ウインドウ表示

    ストップ、ストップロス、ストップ狩り

    損切りは生き残りの手段だ。ここまでと決めた値段に清算の指値をするのを習慣づけよう。ポリシーのないトレードをしてると退場の憂き目に遭う。

    たとえば、1200円にサポートがあると思って1210で買ったポジションが、1180で含み損になったとする。この場合、1200より下のサポートを知らずに買ったのだとしたら、それは風に逆らう行為なので、直ちに損切りすべきだ。

    もうひとつ下のサポートが1100円だと思ってそこまでの下落を覚悟して(110円の損)買ったのであれば、ストップロスの指値は1100の少し下1050円くらいに置くのがいい。

    相場は極端に傾き、ヒゲをつける場合が多いから、1100円という区切りの数字は狙われやすい。そうやって買いポジションを振るい落とし、いざ底をつけたときの反発力を強めるためだ。こういうのをストップ狩りと呼ぶ。

    当然、テクニカルは誰でも見てるから、1100を割った瞬間にサポート決壊とは思わない方がいい。少なくても1時間足1本分くらいは状況を見極めて判断すべきだ。

    チャートサンプル4と5:パラボリックフェーズ

    相場の大きな区切りにしか見られない特異な暴騰(急騰)状態。

    放物線カーブの最終段階、垂直に近い、きつい勾配を駆け上がる上昇をいう(パラボリックムーヴとも)。相場の末期に出る “極度な買われ過ぎ” 現象、マニア現象。

    どうしてそうなるかといえば、乗り遅れた大量の素人投資家、にわか投資家が市場へ参入してくるからだ。こうなると天井は予想外に高くなるもの。下手に逆張り(ショート)すると死ぬので注意。

    昨年末のビットコイン

    ※チャートクリックで別ウインドウ表示

    2018年1月末の米S&P500指数

    (2018.4.21追記)現在は相場のその後の動きを見て、パラボリックフェースはあったとしても当面おあずけという判断に傾いているが、一教材として掲載を続ける。

    2018年1月末のS&P500指数。パラボリックフェースに入っている。上昇勾配がきつくなっている点に注意

    ※チャートクリックで別ウインドウ表示

    カスケーディングフォール

    逆に暴落の場合はカスケーディングフォール(三段滝のような垂直的な下落)という。恐怖から売りが売りを呼び、とんでもない水準まで下げ、超売られ過ぎ状態へ至る(セリングクライマックス)。2008年10月のリーマンショック時の暴落が典型的。まあ、滅多に起きない。

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    複数の証券口座ホルダー向け便利ツール

    外出先でも旅行先でも複数の証券口座をリアルタイムチェック可能な、スマホ専用便利ツールだ。各口座専用のツールをインストールしていても、当たり前だが、その会社の口座しかチェックできない。ぜんぶ見ようとすれば、個別の口座にいちいちログインするのは煩雑。

    このツールを使えば、そうしたストレスから解放される。複数口座の状況を一覧で確認できるのはホント便利で、助かる。残念ながら仮想通貨は未対応、対応商品は東証上場商品(株式、ETF等)。

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Posted by tokoshie80