[日米市場] 日経はアメリカに比べ強さを見せている

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コメント(2018.4.3午前)

アメリカはダメ押しの下げを演じているが、深刻さを感じない。むしろ惰性的な売りに感じる。VGI(下記参照)の動きからも、ベア相場入りには見えない。

日経は相対的に強く、21000円台の足場固めをしているように見える。買い場ではないか。

米半導体指数 日足

120DMAを割り込み、残るサポートは200DMAと2月安値。

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バリューライン・ジオメトリック・インデックス 日足

stockcharts.com上のティッカーは$XVG。

VGI(Value Line Geometric Index)は普段紹介していないが、マーケット全体の強さ(market breadth)を計るのに最適な指標。特定の大企業の価格に左右されやすいダウやナスダックとは異なり、この指標は銘柄の規模に関係なく全体の動きを把握できる。

昨秋、VGIは長期のレジスタンスだった520-530レベルをブレークしたのだが、いまちょうどそのバックテストを行っているところだ。ブル相場は健在で、今回の調整は年に数回ある大きめの調整に過ぎないことがわかる。

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日経平均先物 日足

25DMA、200DMA抜けに失敗し、ブレークしたフォーリングウェッジ上限を再テスト。

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※略語と簡単なテクニカルインジケータの見方については以下のページで解説しています。
略語と簡単なテクニカル講座(2018.3.31 ダイバージェンスやチャンネルなどテクニカル講座の拡充を行いました)