仕入れ回収トレードのあらまし
仕入れ回収トレードでは、先物トレードを「商売」と見なします。
トレーダーは商店主です。商店主であるからには経営者的思考を求められます。
といっても、むずかしいマネジメント技術は要りません。
商売には「予算(コスト)」がつきものです。先物トレードも同じです。
トレードは証拠金という元手(資本金)から仕入れを行い、いくら回収するかを競うなりわいです。
大事なのは、仕入れの枠(最大損失許容額)をあらかじめ固定してしまうこと。
これで退場リスクは極小化できます。
仕入れ回収トレードの特長
①先物トレードは「仕入れの管理」
予算内で商品を仕入れ、コストを多く回収する。
トレードは「仕入れ⇒回収」作業の繰り返しです。
そこでは当然、仕入れ額に対していくら回収できたかが意識されます。
コストを意識すれば、回収率の向上を意識せざるをえないのです。
逆に言うと、ふつうのトレーダーはコスト意識が希薄だから負けるのです。負けを嫌がり怖がるのは「負けの計算が立たない」せいです。
証拠金=資本金 仕入れ=必要コスト
このように考え方を変えるだけで、トレーダーに「経営感覚」が芽生えます。
経営感覚のあるトレーダーは比較優位に立てます。
②適正ロットの自動決定
予算枠を決め、ストップを設置する。
仕入れ回収トレードでは、可変ストップを採用しています。
相場の地合いに合わせてストップ幅を変えるのです。荒れている相場では当然、ストップ幅を広げます。その代わり、ロットを抑えます。張る枚数を減らすことで、そうでないときと同じ「最大損失許容額」を守り切るのです。
仕入れ回収トレードでは予算枠とストップを決めると、自動的に適正ロットが確定します。
仕組みとして無謀なポジションを取れない設計になっているのです。