【無料記事】不定期投資日誌2025年04月
無料サービスとして市況コメントを綴っていきます。クリモネ個人の備忘録・📝でもあります(リサーチや考察事項の保管庫)。更新は不定期になりますのでご了承願います。
2025/04/01
午前のX投稿から
4/2に関税戦争決着!不確実性が消え去り相場はV字リバ!みたいな楽観が支配的。本当か? これは史上最大の貿易戦争。人類の未体験ゾーン。その影響範囲・深度なんて誰にもわからない。コンセンサスほど怖いもんはない。少なくてもトレーダーは予断を持ってあらかじめポジるようことしたらダメ。
今朝の相場を見よ!失った旧安値35975の重さったら! 行きつ戻りつで何も決着してないじゃん。トレーダーは淡々と「眼前の事実」を根拠に態度を決めるのであって、見込みでエントリしたり希望で含み損に耐えたりではいくらカネあっても足りないよ。
昼コメント
おかしい。戻らない。戻していいタイミングで戻せない。市場は歴史が大きく転換していることをまだ自覚していないように映る。地殻変動がこの程度の調整で織り込めると考えるのは軽薄もしくは傲慢なのではないか。35470は下り階段の「単なる踊り場」ではないか。その想定は脳裏に留めておきたい。
補足コメント:悪寒
「不確実性」に揺れるアメリカ市場
パンデミックやGFCを超える「不確実性」インデックスの急進急騰。トランプの「発言」に市場は右往左往している。「発言」の影響度を測りかねているのだが、一連の「発言」がトランプ彼個人の政策スタンスから来ると見なすと事態を見誤る。それはアメリカの置かれた(自ら招いたとも言える)マクロ環境が強要してくるものだ。
すべての「発言」は「本気」で発せられている、と見ないといけないわけだ(背に腹変えられないレベルまでアメリカは追いつめられ、「世界帝国」から降りる決断をした)。
トランプ2.0は世界帝国が消え、多極化していく地殻変動の始まりなのである。グローバリズム秩序が壊れ、流動化が一気に進んでいる。もうマグ7相場は戻ってこないし、AIブームも「いったん」終息した。
関税戦争本格化。
対象は北米諸国や中露から「すべての国」に拡大。
投資指針
市場はアメリカ側の25%関税を織り込んだかもしれない。しかし相互関税戦争なのだ。
他国からの報復関税まで織り込めているか?早ければ4/3にもEUやカナダから報復関税が発表される。
リバは戻り売りの対象ではないか?ロングしてもデイトレかスキャがいいだろう。
ナイトセッション追記
去年夏の日銀ショック後のSQ値は35662。ここから23年12月SQ値32,639.57まではSQ空白域となっている。現時点で35662を割っており、この空白を埋めても不思議ない流れになってきた。
下げ足が疾い。