テクニカル実践講座 2018年9月分
- 1. 2018.9.28 驚異的な強さ、ホントにランナウェイ・ムーヴに移行?
- 2. 2018.9.27 時間足は下降サイクルに転換、調整目処は?
- 3. 2018.9.26 クイック調整⇒再浮上⇒クイック調整⇒再浮上の強い相場
- 4. 2018.9.20 調整入りの場合の下値目処
- 5. 2018.9.19 不気味なくらい強い日経、目指すは年初高値か?
- 6. 2018.9.18 クイック調整後に易々と高値を更新する強い動き
- 7. 2018.9.14 現物ベースで窓埋め23092を達成、上値どこまで?
- 8. 2018.9.13 12月限に移行、9月⇒12月合体チャートで分析
- 9. 2018.9.11 22400円台の中長期MAをすべてクリア、順当なら窓埋め23092を目指す動きへ
- 10. 2018.9.7 23000円付近でふたたび否定が入り、元の木阿弥に近い動き。中期的な判断がむずかしくなった
- 11. 2018.9.5夕刻 窓埋めで止まらず22400円台の攻防にシフトするのか?
- 12. 2018.9.4朝 新安値で22600円台前半へ下値目処は?
2018.9.28 驚異的な強さ、ホントにランナウェイ・ムーヴに移行?
サンプル:日経平均先物 1時間足&日経平均中長期の各チャート
調整は、ほど一番上に掲げた5DMAで終わり、年初来高値24140を軽々と更新。現時点で高値24255まで。
- 5DMAのある23755付近
- 9.24祝日につけた安値23590
- 2つ目の窓22320付近
- 9月MSQ値23058
- (ほぼブレークした上値抵抗線のバックテストに相当)
- 1つ目の窓23020付近
- 25DMAのある22820付近(1日50-70円ペースで上昇)
上値目処
230000より上は20年来到達していなかったゾーン。ここからはある種未知のゾーン。
- 日足BB+α3(基準線は25DMA):24730
- フィボナッチ127%:25228
- フィボナッチ150%:26140
- フィボナッチ161%:26612
- 1991年3月のピーク:27270
- フィボナッチ200%:28140
日経平均先物 1時間足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
日経平均先物 日足(フィボナッチ)
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
日経平均 現物月足(長期)
先月に掲げたチャートを再掲する。
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
日経平均 現物日足(ランナウェイ・ギャップ)
これまでギャップ埋めの動きになっていない。チャートの軌跡はパターンBのランナウェイ・ギャップから上へ走るランナウェイ・ムーヴになっているように見える。
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.27 時間足は下降サイクルに転換、調整目処は?
サンプル:日経平均先物 1時間足
朝方の高値24090への駆け上がりは、RSIの上昇を伴う間もなく終息。これで大きなNegDivをつくった。長かった上昇サイクルは11波、上昇幅1200、継続時間169本で下落サイクルに転換。
今回はさすがにクイック調整で終わらないではないか。調整目処は以下の通り。
- 5DMAのある23755付近
- 9.24祝日につけた安値23590
- 2つ目の窓22320付近
- 9月MSQ値23058
- (ほぼブレークした上値抵抗線のバックテストに相当)
- 1つ目の窓23020付近
- 25DMAのある22820付近(1日50-70円ペースで上昇)
日経平均先物 1時間足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.26 クイック調整⇒再浮上⇒クイック調整⇒再浮上の強い相場
サンプル:日経平均先物 1時間足
上昇サイクルは7波目。高値23870までで980円、131本の上昇。いつ調整入りしてもおかしくないが、クイック調整してしてはすぐ戻すので値持ちがいい。明確に下げるまではついていくしかない。目標は年初高値24130(先物ベース)。
- ✓25DMA(奪回)
- ✓7月SQ の22452(奪回)
- ✓75DMA (奪回)
- ✓200DMA(奪回)
- ✓5月SQの22621(奪回)
- ✓8月SQの22655(奪回)
- ✓9月限最終日高値22695(奪回)
- ✓鬼門22740(奪回)
- ✓6月MSQの22825(奪回)
- ✓前回高値23030(奪回)
- ✓埋めていない窓23092(9.18到達)
- ✓前回高値23125(=OP権利行使価格、9.18到達)
- ✓上値抵抗線23150付近(9.18到達)
- ✓OP権利行使価格23250(9.18到達)
- ✓23125⇒22075のフィボナッチ127%戻し23410(9.18到達)
- ✓9.18深夜高値23725(9.19到達)
- ✓23125⇒22075のフィボナッチ162%戻し23773(9.21到達)
- 今年の高値24130(=フィボナッチ200%戻し)(未達)
調整入りの場合の下値目処
調整入りした場合、ポイントは以下の通り。
- 5DMAのある23655付近(先物ベース、急上昇中)
- 9.24祝日につけた安値23590(先物ベース)
- 2つ目の窓22320付近(先物ベース)
- 9月MSQ値23058
- (これはほぼブレークした上値抵抗線のバックテストに相当)
- 1つ目の窓23020付近(先物ベース)
日経平均先物 1時間足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.20 調整入りの場合の下値目処
サンプル:日経平均先物 1時間足
これまでのところ、23725が高値。これは鬼門だった22740のほぼ1000円上。
- ✓25DMA(奪回)
- ✓7月SQ の22452(奪回)
- ✓75DMA (奪回)
- ✓200DMA(奪回)
- ✓5月SQの22621(奪回)
- ✓8月SQの22655(奪回)
- ✓9月限最終日高値22695(奪回)
- ✓鬼門22740(奪回)
- ✓6月MSQの22825(奪回)
- ✓前回高値23030(奪回)
- ✓埋めていない窓23092(9.18到達)
- ✓前回高値23125(=OP権利行使価格、9.18到達)
- ✓上値抵抗線23150付近(9.18到達)
- ✓OP権利行使価格23250(9.18到達)
- ✓23125⇒22075のフィボナッチ127%戻し23410(9.18到達)
- 9.18深夜高値23725
- 23125⇒22075のフィボナッチ162%戻し23773(未達)
- 今年の高値24170(=フィボナッチ200%戻し)(未達)
調整入りの場合の下値目処
調整入りした場合、ポイントは以下の通り。
- 2つ目の窓22320付近(先物ベース)
- 5DMAのある23175付近(先物ベース、急上昇中)
- ブレークした上値抵抗線のバックテスト(先物ベースで23150付近)
- 1つ目の窓23020付近(先物ベース)
- 9.18安値22975(先物ベース)
- 旧上値抵抗線のバックテスト22840付近(先物ベース)
- 鬼門だった22740(先物ベース)。
- 現物が9.14寄りのギャップアップであけた窓22700近辺(先物ベース)。
日経平均先物 1時間足
9.20引け後に50HMAを割り込んできたが・・・
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.19 不気味なくらい強い日経、目指すは年初高値か?
アメリカ主要指標の概況
以下、すべて60分足ベース。少なくてもダウが史上最高値を付けるまで本格調整入りはないのではないか?
- S&P500・・・昨晩上昇サイクル入り、史上最高値をわずかに更新
- ナスダック・・・まだ下落サイクルにある。
- ダウ・・・上昇サイクル継続も、史上最高値更新はまだ(あと300ポイントほど)。
サンプル:日経平均先物 5時間足
高所恐怖症が出るところだが買いの勢いは衰えない、付いていくしかない。
- ✓25DMA(奪回)
- ✓7月SQ の22452(奪回)
- ✓75DMA (奪回)
- ✓200DMA(奪回)
- ✓5月SQの22621(奪回)
- ✓8月SQの22655(奪回)
- ✓9月限最終日高値22695(奪回)
- ✓鬼門22740(奪回)
- ✓6月MSQの22825(奪回)
- ✓前回高値23030(奪回)
- ✓埋めていない窓23092(9.18到達)
- ✓前回高値23125(=OP権利行使価格、9.18到達)
- ✓上値抵抗線23150付近(9.18到達)
- ✓OP権利行使価格23250(9.18到達)
- ✓23125⇒22075のフィボナッチ127%戻し23410(9.18到達)
- 23125⇒22075のフィボナッチ162%戻し23773
- 今年の高値24170(=フィボナッチ200%戻し)
日経平均先物 5時間足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.18 クイック調整後に易々と高値を更新する強い動き
サンプル:日経平均先物 5時間足& 1時間足
本日寄りでクイック調整後、再上昇を始め次々とターゲットをブレークする強い展開。日柄的にはいつ調整を開始してもおかしくないが、付いていくしかない。
- ✓25DMA(奪回)
- ✓7月SQ の22452(奪回)
- ✓75DMA (奪回)
- ✓200DMA(奪回)
- ✓5月SQの22621(奪回)
- ✓8月SQの22655(奪回)
- ✓9月限最終日高値22695(奪回)
- ✓鬼門22740(奪回)
- ✓6月MSQの22825(奪回)
- ✓前回高値23030(奪回)
- ✓埋めていない窓23092(9.18到達)
- ✓前回高値23125(=OP権利行使価格、9.18到達)
- ✓上値抵抗線23150付近(9.18到達)
- ✓OP権利行使価格23250(9.18到達)
- 23125⇒22075のフィボナッチ127%戻し23410
- 23125⇒22075のフィボナッチ162%戻し23773
- 今年の高値24170(=フィボナッチ200%戻し)
調整を始めた場合の目処
調整入りした場合、ポイントは以下の通り。
- ブレークした上値抵抗線のバックテスト(23150付近)
- 9.18安値22975(先物ベース)
- 5DMA(22930付近)
- 旧上値抵抗線のバックテスト22840付近(先物ベース)
- 鬼門だった22740(先物ベース)。
- 現物が9.14寄りのギャップアップであけた窓22858(先物ベースで22700近辺)。
日経平均先物 5時間足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
日経平均先物 1時間足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.14 現物ベースで窓埋め23092を達成、上値どこまで?
サンプル:日経平均先物 5時間足
直近のターゲットは12月限先物ベースでの窓埋め23092。その上は異次元だが、とりあえずめぼしいところをピックアップしてみた。
- ✓25DMA(奪回)
- ✓7月SQ の22452(奪回)
- ✓75DMA (奪回)
- ✓200DMA(奪回)
- ✓5月SQの22621(奪回)
- ✓8月SQの22655(奪回)
- ✓9月限最終日高値22695(奪回)
- ✓鬼門22740(奪回)
- ✓6月MSQの22825(奪回)
- ✓前回高値23030(奪回)
- 埋めていない窓23092(現物ベースではすでに到達)
- 前回高値23125(=OP権利行使価格)
- 上値抵抗線23150付近
- OP権利行使価格23250
- 23125⇒22075のフィボナッチ127%戻し23410
- 23125⇒22075のフィボナッチ162%戻し23773
- 今年の高値24170(=フィボナッチ200%戻し)
調整した場合の目処
当然、そのうち調整するわけだが、大事と思われるポイントは以下の通り。
- 旧上値抵抗線のバックテスト22840付近(先物ベース)
- 鬼門だった22740(先物ベース)。
- 現物が今日ギャップアップであけた窓22858(先物ベースで22700近辺)とほぼ一致。
日経平均先物 5時間足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.13 12月限に移行、9月⇒12月合体チャートで分析
サンプル:日経平均先物 60分足
9月限の取引が終了。9月限での本日高値はオプション行使権利価格の22875にほぼ到達。以下の目処のうち、23000台以外はすべてクリアした。
- ✓中長期の重要MA(50、75、200DMA)はすべて22400円台
- ✓25DMA(奪回)
- ✓7月SQ の22452(奪回)
- ✓75DMA (奪回)
- ✓200DMA(奪回)
- ✓5月SQの22621(奪回)
- ✓8月SQの22655(奪回)
- ✓鬼門22740(奪回)
- ✓6月MSQの22825(奪回)
- 前回高値23030
- 埋めていない窓23092
これをプレミア部分のはげ落ちた12月限で読むと、次のように鬼門22740が第一関門となる。
- ✓中長期の重要MA(50、75、200DMA)はすべて22400円台
- ✓25DMA(奪回)
- ✓7月SQ の22452(奪回)
- ✓75DMA (奪回)
- ✓200DMA(奪回)
- ✓5月SQの22621(奪回)
- ✓8月SQの22655(奪回)
- ✓9月限最終日高値22695
- 鬼門22740
- 6月MSQの22825
- 前回高値23030
- 埋めていない窓23092
日経平均先物 60分足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.11 22400円台の中長期MAをすべてクリア、順当なら窓埋め23092を目指す動きへ
サンプル:日経平均 現物日足
SQ週なのですんなり上昇していく保証はないが、形勢としては、かつての下値目処を下からクリアしていく順番。本日高値は22625でちょうど5月SQの位置。
- ※MAはすべて22400円台
- ✓25DMA(奪回)
- ✓7月SQ の22452(奪回)
- ✓75DMA (奪回)
- ✓200DMA(奪回)
- ✓5月SQの22621(奪回)
- 8月SQの22655
- 鬼門22740
- 6月MSQの22825
- 前回高値23030
- 埋めていない窓23092
22600円より上が難所。とくに22740より上は本当に鬼門になっている。
SQがらみの目安
2018年1月 | 23723 | 最高値 |
2月 | 21190 | 最安値 |
3月 | 21575 | MSQ |
4月 | 21853 | 底値(8月13日にテスト) |
5月 | 22621 | 下値目処2(奪回) |
6月 | 22825 | 重要な敷居(抵抗になっている) |
7月 | 22452 | 下値目処3(奪回) |
8月 | 22655 | 下値目処1(未達) |
9月 | ? | MSQ |
※他に重要な価格は鬼門の22740、埋めていない窓23092 |
日経現物 日足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.7 23000円付近でふたたび否定が入り、元の木阿弥に近い動き。中期的な判断がむずかしくなった
サンプル:日経平均先物 60分足&日足
当方、地震で水を差され、ようやく先ほど復帰。電気がなく何もできない状態で、ストップをありがたみを痛感した次第。
以下に挙げていた下値目処は全滅、買い方何やってんの状態。一応、今年高安の仲値22150付近で止まったのが救い。
- ✓上の窓22838(到達)
- ✓6月MSQの22825(到達)
- ✓鬼門だった22740(到達)
- ✓8月SQの22655(ほぼ到達)
- ✓下の窓22602(ちょうどブレークした上値抵抗線のバックテストに相当)
- ✓25DMA 22489
- ✓7月SQ 22452
- ✓75DMA 22437
- ✓200DMA 22410
60分足を見ると23000円をつけて以降ずっと下落サイクルがつづき、すでに13波が経過。さすがに一方的な動きになり過ぎており、それなりの反発が期待されるが、22495を上回らないと下落サイクルを終わらせられないというハードルの高さ。買い方には完全不利な状況。ロングは短期勝負と割り切るべきかもしれない。
日足ベースでは直近の重要な安値は21800円台。ここを下回る動きになると安倍政権自体に暗雲。そうならないことを祈る。
日経現物 60分足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
日経現物 日足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.5夕刻 窓埋めで止まらず22400円台の攻防にシフトするのか?
サンプル:日経平均先物 日足
23000円への上昇過程を反転させたような動き。じりじり下がるだけ。結局、今回も鬼門の22740は機能したことになる。
下値目処は以下の通り。400円台は中長期移動平均線のサポートが集中する。鍵を握るのは7月SQ値の22452ではないか。
- ✓上の窓22838(到達)
- ✓6月MSQの22825(到達)
- ✓鬼門だった22740(到達)
- ✓8月SQの22655(ほぼ到達)
- ✓下の窓22602(ちょうどブレークした上値抵抗線のバックテストに相当)
- 25DMA 22489
- 7月SQ 22452
- 75DMA 22437
- 200DMA 22410
日経現物 日足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.4朝 新安値で22600円台前半へ下値目処は?
サンプル:日経平均現物&先物 日足
鬼門の22740は依然として機能。下値目処は22602。これは旧・上値抵抗線とほぼ重なる位置。
- ✓上の窓22838(到達)
- ✓6月MSQの22825(到達)
- ✓鬼門だった22740(到達)
- ✓8月SQの22655(ほぼ到達)
- 下の窓22602(ちょうどブレークした上値抵抗線のバックテストに相当)
ここが崩れると7月SQ値と50~200DMAが密集する22450円台を意識せざるをえない。
日経現物 日足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
日経先物 日足
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
2018.9.1 鬼門22740を守護神に変えた深夜の攻防
⇒バトルの主戦場は22800円台
サンプル:日経平均60分足&日経現物日足
昨晩の攻防で22740は守り切った。詳細は15分足チャート内の “実況中継” を参照してほしい。
これで「22750水準がサポートに変わった」という見立ては守られたと判断する。週明けに22900を超えれば、見立ての妥当性が確認される。
- ✓上の窓22838(到達)
- ✓6月MSQの22825(到達)
- ✓鬼門だった22740(到達)
- ✓8月SQの22655(ほぼ到達)
- 下の窓22602(ちょうどブレークした上値抵抗線のバックテストに相当)
日経先物 15分足(実況中継風)
鬼門22740をめぐるガチバトル。22720底で買い方の勝ち。
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
日経先物 60分足
50HMAをめぐる攻防が続く。
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。
日経先物 5時間足
バトルの主戦場は旧・上値抵抗線が走る22800円台前半。ここはほぼ「失われた20年」の仲値水準(22900)。
※チャートをクリックすれば別ウインドウに拡大表示。