[ゴールド] 月足チャートの視点から新たに分析⇛日足チャート修正

2020年11月14日コモディティ, ゴールド投資, シルバー投資, チャート分析

現デイリーサイクルは終点に近づいている(あるいはすでに終わっている)はずなのですが、なかなか「ここだ」と思える買い場がやってきません。

今回は月足チャートを使って「前回のブル相場のパターンを踏襲する」という前提のもと再分析してみましたので、参考にしてください。

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ゴールドスポット日足(2020.11.20追記)

8月以降の調整過程を観察すると、当初想定していた比較的短期の値幅調整ではなく、比較的長期の日柄(時間)調整であると思われます。決定的だったのは、C点以後の再上昇の試みが、D点1965ドルへの偽の直近高値更新に終わったことです。これは調整不足によるものでした。

しかしその後も急激な価格調整を伴うことなく漫然と進んでいることから、日柄(時間)型の調整過程であると結論付けざるをえません。

結論は下にすでに書いているものを踏襲します。

  • 底入れ時期:12月中旬以降
  • 価格:1820-1800ドル

底入れ後の動きについて

日柄型の調整の後ですので、すぐさま鋭い価格上昇に結びつくことはないでしょう。むしろWボトム(二点底)確認の動きに警戒すべきだと思います。

※チャートクリックで別ウィンドウに拡大表示。

ゴールドスポット月足

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考察

前回のブル相場(1999.8: 安値255.55⇛2011.9: 高値1920.85)
期間145ヶ月、上昇率652%
 Aへの上昇フェーズ: 103ヶ月、303%
 Bへの調整フェーズ:7ヶ月、-33%
 B⇛Cの急騰フェーズは35ヶ月、181%

このパターンを今回も踏襲するとすれば、目下の問題は8月の高値2073が、前回のa点に相当するのか、それともA点に相当するのかです。

シナリオ1

これまでの想定です。a点で小休止し、b点の買い場が来るのを待っている状態です。b点からA点に到達後、B点への調整に入ります。

前回ブル相場の場合、a点730.4からb点641.5まで16ヶ月かけて12.2%ほどの調整でした。今回同程度の値幅調整があるなら下値目処は1821ドル

問題はむしろ期間の方です。さすがに16ヶ月ものんびり調整するとは思いませんが、まだ3ヶ月しか経っていないので時期尚早とも言えます。これまでは大統領選挙前後に買い場が来ると考えていましたが、調整終了はもう少し先と考えたほうがいいでしょう。

シナリオ2

2073がA点だった場合です。この場合、B点への調整がすでに始まっており、押しも深くなることになります。ただしシナリオ2には次の2点で違和感があるため、まったく無視はしませんが軽視します。

  • 空前のバブル相場のはずなのに、前ブル相場に比べA点への上昇率が小さすぎる(300 vs 98%)。
  • 上昇期間も短すぎる(103 vs 56ヶ月)

結論

シナリオ1が進行している可能性が高いと判断します。ただし価格面はともかく、調整期間の面で以下のように見解を修正します。

現デイリーサイクルで調整は終わらず、欲求不満の高まるジグザグ行進が次のデイリーサイクルでも継続する(時間的な調整不足)。

対処としては1800ドル台前半の安いところを根気よく拾い、「気長に上昇再開を待つ」という身も蓋もない結論に落ち着きます。