[週末分析] 終わらないバブル、日本株の割安感

チャート分析, 日経・為替チャート, 日経平均, 米株チャート

アメリカ市場は2日連続で大きく調整し、無双状態だったアップルやテスラなどの大型ハイテク株も売られました。では今後、株式市場はどうなるのかについて考察してみました。

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強気シナリオ(トランプ再選が前提)

ブログ主の基本見解ではバブルはこれからが本番です。過去の例を見ても、半年で終わるようならバブルの名に値しません。この急騰相場は最低でも1年、来春まで続くと見ます。その後はベア相場入りです(これについては本記事の最後でまた触れます)。

ただし、この強気シナリオはトランプ大統領が再選されることを前提にしており、もしバイデンさんが大統領になれば、いったん暴落してから上昇するパターンになりそうなので、天井はもう少し遅く低くなると思います。

調整の目処

現在の調整はバブルの中休みに過ぎないのですが、だからといって週明けから直ちに無双状態に復帰する可能性は低いでしょう。どんな強気相場にも、加熱しすぎたセンチメントの冷却期間が必要だからです。

調整は少なくても今月いっぱい続くでしょう(バブル終焉論などがメディアをにぎわせれば最高の展開です)。週明け数日間リバウンドし、その後、下落を再開するのではないでしょうか?

短期見解

中期見解

不確定要素による乱高下

9月下旬か10月上旬ぐらいにいまの調整が終わったとしても、その頃は米大統領選たけなわです。どちらの候補が次の大統領になるかを巡って、相場は乱高下することが予想されます。

基本的にバイデン候補有利な状況は「売り」、トランプ候補有利な状況は「買い」ですから、9月29日以降3度にわたるガチンコ勝負(両候補によるディベート)の結果や、支持率の変動に関する報道に大きく振り回されるでしょう。

バブル最終フェーズ

米大統領選は大きな材料ではありますがバブルの本質ではありません。本質はFRBによる空前の金融緩和がもたらす過剰流動性(カネ余り)ですから、米大統領選が終われば、不確定要素から解放された株式市場は本来の方向へ戻り、来年春頃まで急騰し続けるでしょう。サンクスギビングやXmasショッピングシーズンは最も株が買われやすい時期でもあります。

日本株の割安感

バブルの後半においては、これまでナスダックやSPXに比べ上昇力の鈍かった日経平均が、アメリカ指数を凌駕するパフォーマンスを見せるかもしれません。生涯初というバフェットの日本株への投資(5大商社株買い)に象徴されるように、大きな投資資金の一部が割高感の強いアメリカ市場を避け、実力不相応に安く放置されている日本株へ向かう流れができる可能性が高いからです。

日本経済の将来に悲観的なのは日本人だけで、海外の投資家は冷静に分析しています。アベノミクス初期の急上昇のときもそうで、日本人は総悲観で先導したのは海外の投資資金でした。

超長期日経平均(月足)

以上を踏まえ、バブルの天井を予測すると来年1月下旬から2月初旬頃、メガフォン・フォーメーションの上限(抵抗)27600円程度に達するのではないかと思います。

27600円という数字は、1989年12年の最高値と2008年12月の最安値のフィボナッチ・リトレースメントにおいて2/3戻しを少し超えた水準です。かつ、1991年3月につけた二番天井の27270円をも超えた水準でもあります(ほぼ30年後に当たります)。

予想では、そこから2023年末まで3年弱ベア相場が続きます。調整幅は30%弱、価格は19900円あたり。

※チャートクリックで別ウィンドウに拡大表示。