[週末分析] 強いナスダック:コロナ後を見据えた資本シフトが鮮明化?

チャート分析, 日経・為替チャート, 日経平均, 米株チャート

今回はSPXとナスダックの比較と日経平均の分析です。ダントツのパフォーマンスを示すのはナスダック。コロナショックを期に両者の歴史的な乖離が始まるのかもしれません。

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ナスダックとSPX:日足パフォーマンス比較

何はともあれ、コロナ暴落後のSPXとナスダックのパフォーマンスを比較してみましょう。

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戻りの力強さにおいて差は歴然。約1年前との比較でも、ナスダックは+14.5%、SPXは+1.5%と資金の入りの違いを示しています。GAFAはどちらの指数にも含まれていますので、この差はSPXに多くのオールドエコノミー銘柄が含まれているせいでしょう。

コロナ後の資本シフトの鮮明化

大きな資本はネット系のテクノロジー企業群が未来経済の中心と見ているわけで、コロナ危機を境にこの傾向はより鮮明になっていくでしょう。ポストコロナの世界は、ひきこもり、さとり世代などと揶揄されていた人々の選好するモノやサービスが牽引していくのです。

残念なのは、世界でも有数のソフト資産(無形の精神的価値)を秘めながら、長期的視野に立つ政策バックアップができていない日本の立ち遅れです(遅れを取り戻すには指導層の若返りしかないでしょう)。そのことが日経のチャートに如実にあらわれています、一昔前の日経ならSPXではなくナスダックとの連動性が高かったのですから。

日経平均先物 日足

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おそらく二番底はもう来ません。ナスダックの強さはバブルでも何でもないと思うからです(このことはコロナ危機の何年も前からお伝えしてきました)。

来週あたりにいったんの戻りピークをつけ、調整入りすると見ています。調整の下値目処は18000円台中盤。強ければ18700円あたりかと思います。