[週末分析] 長大な上げ相場の中のミニベアマーケット

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株式市場は200DMAと200WMAを明確に割り込み、ミニベアマーケット入り濃厚です(高値圏から20%下の水準を超えられない場合、ベアマーケット)。戻りは良くて200DMAまで。その後再下落が始まり、二番底を試しに行くと思われます(今年の秋口?)。

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コメント(2020.3.20)

この1ヶ月の急激な資金繰り(換金需要)はすさまじく、価格の面ですでにミニベアマーケットの大底に達している可能性があります。その場合でも時間(日柄)的な調整が済んでいないため、秋~年末まで200DMAを超えられない状態が続きそうです。

最悪の場合、何らかのショックイベントで一番底よりさらに深い二番底へ暴落する恐れもあります。その際は調整期間も長引いて来年までミニベアマーケットが続くかもしれません。

いずれにしても長期のブルマーケットは死んでいないと今でも思っています。むしろコロナウイルス禍解消後には、今回の暴落によるアク抜け(需給の好転)と、世界的金融緩和競争の効果(旺盛な投資資金)が相まって、過去に比類のないバブル相場に発展していく可能性が高まっていると思います。

S&P500現物週足

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米銀行株指数(BKX)月足

2009年以降の長大な上げ相場においても銀行株指数はリーマンショック前の史上最高値を更新できず、現在、上げ幅の2/3押しの水準まで叩き売られています。巨視的に見れば「銀行の時代はもう終わった」ことを示唆しています。「金融資本主義」が変質せざるをえない時代に入った、と。

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日経平均 現物週足

一番底をすでにつけたかどうかは、来週終値ベースで3月SQ値17052円を超えられるかどうかでわかるでしょう。

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ゴールドは長期の買い場

旺盛な換金売りは、安全資産と言われるゴールドも飲み込んで下落させました。これはリーマンショック時にも見た光景です。当時と違うのは金融環境。今回のコロナ禍で各国は金余りの世界でさらなる緩和を連発しています。事態が収拾すれば大きなインフレバイアスが経済を襲うでしょう。ゴールド高騰の可能性はさらに強まったと思います。

価格面では、叩き売りの結果、旧攻防ラインの1460ドル付近に達して下げ渋っています(この間、担がれた売り方はショートカバーできて、ほっと胸をなでおろしていることでしょう)。この水準は絶好の長期的仕込み場ですので、当方は昨日買い増ししました。揉み合いになればさらなる買い増しも考えます。

ゴールド先物4時間足

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