[週末分析] アメリカが200WMAを守っていよいよリバ開始か?

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激しい上下動でトレーダー泣かせの展開が続きますが、金曜日に一番底をつけ、日経も週明けから戻りを試す展開になるのではないかと思います。

概況(2020.3.14)

前回の記事で3.13金曜は200WMAをめぐる攻防で超重要な日柄に当たると書きました。

そして実際、S&P500指数は200WMAを底に反転し、週足に大きな下ヒゲを残して終わりました。これで三週連続で金曜引けにかけてのPPTの株価維持オペレーションです。当局はここをボトムにする強い意思を示したのですから、三度目の正直で、週明け以降は戻りを試す展開になるでしょう。

200WMAを底にする動きは “健全な” (数年に一度の)中期的調整。それが暴落によるものであっても、利確イベントに過ぎずトレンド転換のシグナルではありません。大きな絵図を忘れて、簡単にバブル崩壊などと決めつけてはダメです。少なくても明確に200WMAを割り込むまでは。

一番底からの戻り、そして二番底へ再落下?

とはいえ、急激な調整で市場が大きなダメージを受けたのも事実。コロナウイルスの影響が完全に市場に織り込まれたかどうかもわかりませんし、戻りを試しにいっても、すぐ安定した上昇トレンドに復帰することはまずありません。

ありえるのは値固めの上下動(振れ幅は大きい)。そしてその一環として、もう一度底値を確認しにいく動きが出る公算が高いです。その際、悲観が極まり一番底を少し割り込む二番底までオーバーシュートします。この二番底の血の池地獄こそ、千載一遇の(3~4年に一度の)買い場となります。

トレード指針

当方としてはむずかしいことは重々承知の上で次の行動イメージを持っています。

  • VIXが20以下に戻るまではボラタリティは高止まりするので、ストップ幅は広めに取る。
  • ダブルロング、ダブルインバースといった指数ETFを併用する。二番底においては長期用の銘柄(1倍の指数ETF含む)を仕込む。
  • パフォーマンスのよいアメリカ指数のETFもしくは先物を併用する。
  • 暴落が急だった反動で、戻りは想像以上に急激になる可能性が高い。スイングロングをホールドしたい。うまくいけば数千円幅の利益が狙える。
    • 鍵はショートスクイーズ。これが始まると戻り売りが機能しなくなる。新規売りのロスカットが、元々のショートカバーによる反発の火に油を注ぐ結果となり、リバを激烈化させる。
  • 政府や金融当局は相変わらずQE頼み。しかしコロナ禍は金融緩和や当局の介入で抑える込める性質のものではない。提灯担ぎがいなくなった時点で再び相場は下落に転じる。今度はスイングのショートの仕込み時。
    • 再下落が始まると、暴落が記憶に新しい買い方は我先にと手仕舞いを急ぐので、またクラッシュに近い急落が起きる。おそらく一番底を下回る水準に行き、ほとんどの人間が相場の死を確信した瞬間に二番底、本当の調整の終わりが来る。
    • この奈落の底で買えるかどうかはトレーダーの胆力次第。今後数年いや10年のパフォーマンスを左右する超重要場面。

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S&P500現物 週足

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半導体指数 週足

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VIX 60分足

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日経平均 現物月足

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