[緊急投稿] 台風被害の規模が想像できないので強気シナリオは一時保留します

日経平均

前回の記事を書いた直後ですが、悪寒がするため月曜寄りの段階でほぼすべてのロングポジを清算する予定です。

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不測の事態への対応

いまでも大局的(長期的)には強気シナリオが実現されていくと思っていますが(それくらいQEと財政出動の合わせ技は強力)、「不測の事態が起きたら素直にノーポジで様子見」というマイルールに従うことに決めました。相場はホントに一寸先は闇なのです。

政治の改心はあるのか?

ひとつ脳天気な「瓢箪から駒」シナリオを描いておきましょう。

今回の惨事は土木復活の狼煙となって、国土強靭化路線が本格化。それに見合う大規模財政出動が敢行され、土木建設系を中心に景気浮揚が実現する、というシナリオです。災い転じて福をなすと言いますが、災害復旧⇒国土強靭化本腰は財政出動の恰好の大義名分になるではありませんか。

自然災害=人の置かれた宿命への感性

平安時代のことです。大きな天変地異だけでも富士山噴火、貞観地震(東日本大震災の平安版)、鳥海山噴火と、その治世に3つも大災厄を経験した若き清和天皇は、これを自らの不徳の致すところ、「天罰」なのだと受け止め、政策を大転換。東北被災者の免税を断行しました。

いまも天変地異を「天罰」「神罰」と考える天人相関説(あるいは災異説)という儒教由来の思想に共鳴する人はいるはずです。もちろん、それを非科学的、迷信と笑う近代人の方が圧倒的に多いとは思いますが、ここで大事なポイントは天人相関説の正否ではありません。人間には本当に反省すべきタイミング、契機というものがあって、それに謙虚率直に対応できるかどうかが問われているのだと思います。

ましてや日本のように政治的に安定した国柄で、政策大転換を断行できるとしたら、人為的な戦争を除いては、自然のもたらす「外圧」しか考えられません。

この台風は政策転換のラストチャンス?

現代日本は、すでに東日本大震災や原発事故という巨大な変わるきっかけを無にして既定のデフレ路線(あるいはグローバル化、新自由主義=国民窮乏化)を歩んできてしまいました。残された時間は多くないのです。

デフレの何が悪いといって、国の屋台骨である庶民の生産性(安定した暮らしや未来への希望が生む活力)を奪うのが何にも増して悪いです。今回の台風はラストチャンスととらえて、政治は「改心」すべきだと思いますが、どうなりますか。

令和の時代は命名の願いに反して大波乱を予感させる滑り出しになっていますね。それもこれも、あのとき民主党政権を選んだという判断ミスが、後々まで大きく祟って、いまに及んでいるのです。パヨクという不良債権を処分できなかったこそ、慢性デフレの真因なのではないでしょうか。