[週末分析] 調整入り濃厚:下値目処は?

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日経は急騰後、堅調に高値保ち合いを続け、22255円(先物ベース22090円)をつけました。今回は、さらに上値を追うのか、調整するのか、調整するとしたら下値はどのあたりかを考えてみましょう。

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コメント(2019.9.21)

今回のように急騰後もジリジリ上げていく相場は基本的に強いと思います。「強い」の意味は値幅が出るばかりでなく、日柄的にも長く続くという意味です。現時点では、すでに8月の20100円台で相場は底入れしたと見ています。

金曜のアメリカ後半で調整入りをにおわせる動きになりましたが、すんなり下落するかどうかはわかりません。わかりませんが、それなりの調整に入りそうな感じはします。調整と言っても値幅(急落)による調整ではなく、日柄による調整になる確率が高いのではないでしょうか。

ショートでヘッジしたわけ

金曜朝、当方がロングをヘッジするショートを入れた理由は、日足ベースでの天井示唆である25DMAからの5~6%の乖離が見られたことがひとつ。さらに、前回書いた以下の条件が満たされたためです。

現行トレンドでは、その時々の直近高値から150円以内の調整で再上昇し、高値を更新しています。これが続いている限り、キホンは押し目買い。ショートするなら、少なくても直近高値から150円以上、できれば200円以上の下落を確認してからでも遅くないはず。

調整開始のひとつの目安はVWAPとの兼ね合い。価格がVWAPを割り込み、何度か回復しようとして回復できない相場つきになったとき、はじめてショートしてもいい状況になる。

相場は19日朝に高値22090円をつけ、一気に21830円まで200円以上下落しました。その後60分足ベースのVWAPをサポートに高値圏で推移しましたが、金曜晩にはじめてVWAPを大きく割り込む動きを見せました。週明けにならないとVWAPが抵抗になったことを確認できないので断定はできませんが、調整入り濃厚と思われます。

崖上をキープできるか否かが調整の焦点

21500-600円の価格帯を「崖上の平原」と呼ぶなら、ここは今後重要な攻防の場になりそうです。相場はここから一度ずり落ちてしばらく停滞した後、再度崖をよじ登り、平原へ出てまた揉み合い、20800円を超えると一気に22000円台まで駆け上がりました。

そうである以上、この上昇が「本物」なのであれば、「崖上の平原」を再度ずり落ちてはいけません。したがって調整の下値目処は21500~600円と見ています。

日経平均現物 1時間足

21620円を割らないと下落サイクル入りしません。しかし、この転換点はほぼ「崖上の平原」の上限に当たる場所ですから、この水準を下回っても大きく下回らないことが大事です。

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日経平均現物 4時間足

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日経平均現物 日足

21600円台の窓埋めが下値目処のひとつです。

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日経平均現物 週足

21700円は長期的に重要な水準。「崖上の平原」のある21500-600円台はニアミスの範囲。いずれにしても重要な攻防の場所だと言えます。

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