[市場分析] 上値目処は?21000は超長期で重要な仕切り線

チャート分析, 日経平均, 米株チャート

21000円回復を受け、当面の上値目処を考えてみました。

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相場観

昨晩から本日の動きを加味して、最近の相場観をまとめてみます。

まず超長期的な視点から言うと、いま日経はニュートラルゾーンで揉み合っているだけです。21000というのは長期の上下を分かつ分水嶺なのです。既出ですが月足チャートを再掲します。

※チャートをクリックすると別ウィンドウに拡大表示します。

レジスタンスをサポートに変えるために多大な労力を要しているのですが、回復過程の日経にとって「いったん重要な仕切りをブレークアウトし、その後リトレースして再テストする」というのは極めて健全な動きだと思います。

今回の調整

さて、市場が調整入りした8月2日時点の記事にて、今回の調整は、

基本的には、ノーマルな利確イベント(profit-taking event)に過ぎないと思います。

と書きました。現在もこの見解は変わりません。

ただ、これも何度か言っているように、(トレンドを引っ張る)アメリカの株価は200WMAと大きく乖離しており、いまだ調整不十分と言えます。いまの位置から継続的なラリー(トレンディング・ムーブ)が起こるとは考えにくいのです。

したがって、現在の戻りの後は、以下の記事に書いたような下値模索の動きがあるのではないかと疑っています。

下値ターゲットの修正:アベノミクス下値支持線の尊重

ただし、下値ターゲットに関しては修正します。20000円以下はないと判断します。

それはこういうわけです。

8月23日金曜夜間の急落を受けた翌週明け、日経は20170程度が安値となり、20000円を割りませんでした(早朝の先物のみ幻の19000円台)。その後もダラダラと20800円を超えずにほぼひと月を過ごしたわけですが、

現物が20000円以下を拒んだ事実

を重く見たいと思うのです。これは、当サイトがアベノミクス下値支持線と呼んだいる上昇サポートラインを尊重したということにほかなりません(現状では20100-200円付近)。おそらく昨年12月の18000円台が調整の大底だったことになると思います。

ですから、いまの戻りの後急落に見舞わるにしても、アベノミクス下値支持線はふたたび死守されるでしょう。逆に言えば、急落しても20200円程度で止まるなら、現在の戻りはみなが思うより高い水準まで戻ってしまう可能性が出てきてことになります。

では、この戻り、上値目処はどのくらいなのでしょうか?以下、タイムフレームごとに分析してみます。

日経平均先物60分足

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日経平均先物4時間足

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日経平均 現物日足

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日経平均 現物週足

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上値目処

前回の予想印は穴▲が的中したのに気をよくして再度予想印をつけておきます。

  • 200DMA:21200台前半
  • 26WMA:21290付近
  • 50WMA:21400台前半
  • トリプルボトムターゲット:21530付近(メジャーSQに何度か刻まれた21500-600辺りと一致) ◎
  • 長期半値戻し:21700付近 〇
  • 週足BB+2α:22200付近 ▲