[週末分析] 形勢は一気に悪化、下値目処は?

チャート分析, 日経平均

金曜の急落で市場の雰囲気は一気に暗転。下値目処を考えてみました。

スポンサーリンク

コメント(2019.8.24)

今回は異なるタイムフレームで日経平均の状況をチェックした後、アメリカのS&P500週足を分析しています。アメリカの調整が深くなれば、日経は例によって例のごとく過剰反応し、笑うしかないような水準まで叩き売られる恐れがあります。

日経平均現物 60分足

今月上旬に20790をつけ、20075まで調整しました。その後はこの20075-20790のレンジ内をたゆとうだけの相場です(事実上のトレンドレス)。確かに金曜アメリカ時間の下げはきつかったのですが、まだ20075を割っていませんので、このまま下と決めつけるのは危険です。

60分足の下値目処

下値目処となる重要な価格は現物の直近安値20110、そしてレンジ下限の20075です。これらを割り込めば、一気に20000円を割る動きになるでしょう。

※チャートをクリックすると新しいタブに拡大表示されます。

日経平均現物 日足

下降チャンネルを形成しているように見えます。その場合、チャンネル中央線が抵抗になって、このところの漂流状態をつくったと解釈可能です。

日足の下値目処

2つの青矢印に注目です。

  • 1つ目は下値支持線。20000円フラット付近。
  • 2つ目は下降チャンネルの下限。19000円台前半のどこか。

金曜の暗転を素直に受け止めれば、セリングクライマックスが起きて、急落⇒急騰のV字型で底入れする確率が高いでしょう。その場合、19000円台前半まで一気に行くのかもしれません。

※チャートをクリックすると新しいタブに拡大表示されます。

日経平均現物 週足

来年に向けての見通しは不変です。上昇へのエネルギーをためるための急落(大調整)と考えられます。

週足の下値目処

中期調整の目安は200WMAです。200WMAは現在20000円フラット近辺で、金曜夜間引けの20210からあまり値幅がありません。

もっと可能性が高いのは昨年末の再来。セリクラによるオーバーシュートとそこからの急反発というパターンでしょう。もしそうならなければ、週のローソク足がアベノミクス下値支持線(オレンジ)を大きく割り込み、「来年に向けての上昇ラリー」という当サイトのメインシナリオが崩れます。

※チャートをクリックすると新しいタブに拡大表示されます。

S&P500現物 週足

強い動きは継続。まだ50WMAさえ試していません。もし現在の調整が、当サイトの想定通りコンソリデーションを抜け出してラリーモード(トレンディング・ムーブ)への移行過程における揉み合いなのであれば、2つの下値目処が考えられます。

  • 50WMA近辺で下げ止まり、再上昇開始。
  • 昨年末を再現するかのように200WMAまで一気に調整し、そこから急反転。

何度か指摘していますが、現在の株価水準は200WMAとの乖離が大きすぎ、ここから元気のいいラリーが始める可能性は高くありません。むしろ、今後のためには、トランプ相場の終焉が叫ばれるような急落が起きて200WMAとの差を一気に縮めるのが理想の展開です(昨年末とのWボトム)。

かりにそのような大調整が起こるなら、日経は「過剰に売られる」性格を持っていますので、日経単体の目処は無視して、18000円台前半くらいまでの急落を覚悟すべきかもしれません。



※チャートをクリックすると新しいタブに拡大表示されます。

下値目処のまとめ

競馬にならってブログ主の予想印をつけておきますw(本命◎、対抗〇、穴▲)

  • 20110
  • 20075
  • 20000フラット付近(200WMA)▲
  • 19000円台前半(下降チャンネル下限)◎
  • 18000円台前半(アメリカがセリクラで急降下した場合)〇