[長期予測] 最終ターゲットはオリンピックイヤーの25000円超え?
今日は大きな節目に当たる日と心得、日経現物の週足ベースで超長期の予測をしてみました。
向こう見ずな予想?
このブログをずっとご覧いただいているみなさんにはご納得いただけると思いますが、当方は従来より以下のように主張してきました。
- アベノミクス相場はメガホントップでいったんの天井をつける。天井形成パターンとして一番納得がいく形状だからです。なぜ納得がいくか?メガホントップ形成後、ベア調整相場を経て、さらなる高みへ上昇していくと考えるからです。この見地からは昨年10月の最高値24500が天井であってはならない、のです。
- 為替がドル安トレンドでもみんな上がるインフレ相場(円高株高ゴールド高)になる。グローバル金融緩和のツケが清算されるためには、どうしてもそのような金融当局が制御不応なバブルフェーズが必要です。人類は極端に振れないと過去を清算できない動物だからです。その頃にはインフレが景気の足を引っ張るようになります。
今後のざっくりしたパス
以上の仮定の下に今後の推移を予測すると次のように考えられます。
- 22300近辺でいったん上昇はとまり、足固めの揉み合い
- ラリー
- 歴史的半値水準23000の再テストでの揉み合い
- ラリーで昨年高値に面合わせ
- 24000-24500付近で揉み合い
- 最終駆けあがりフェーズで25000円超え(時期的には来年の今ごろ、オリンピック直前?)
- 大調整開始=ベア相場入り(期間は不明も1年くらい?)
消費増税の影響について
すでにこのふたつきのモヤモヤ相場で、消費税10%の悪影響は織り込まれています。導入直後は資産バブルの勢いに押されて株価は上がりますが、その後じわじわ効いてきてふと我に返るのが25000円超えの天井付近なのではないでしょうか?
地政学リスク
平成元年のベルリンの壁、ビロード革命、ルーマニア革命は年末に集中しています。波乱の年の総決算のように、年末に日経が史上最高値をつけました。日本に始まり日本に終わった1989年だったのです。
令和元年は5月という変則なはじまりでしたので、今年秋以降から来年前半にかけては警戒が必要です。アメリカは当面イラン問題に集中するようですが、むしろ東アジアで劇的な政治変動に警戒が必要です(今回の香港デモは大きな変動の胎動と考えられます)。
当然、事が事なら株は乱高下するでしょう。それでも来年央にかけて天井を目指すと思いますが、つねに気を緩めず警戒する必要があります。
日経平均 現物週足
※チャートをクリックすると別ウィンドウに拡大表示します。
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