[日米週末分析] アメリカ市場は堅調、日経は何やってんの状態、ドル円はすべてを見透かしている感じ

チャート分析, 日経・為替チャート, 日経平均, 米株チャート

米ダウ先物を異なるタイムフレームで詳しくチェックしてみました。短い順に60分足⇒4時間足⇒日足⇒週足です。日経は悲しいくらい出遅れています。

おまけでドル円週足も分析しました。市場規模が桁違いなだけに、プロがいかに状況を冷静に見ているかわかります。日本(≒財務省)はいつまで死んだふりを続けるつもりなんでしょうか?

(アイキャッチ画像 by Alain Pham on Unsplash

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米ダウ先物60分足

上昇サイクル維持ですが、RSIにNegDiv検出です。高値保ち合いが続くのでしょうか?それともレンジ相場へ移行?あるいは調整入り?

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米ダウ先物4時間足

堅調ながら、こちらでもRSIにNegDiv検出です。

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米ダウ先物 日足

フィボナッチの半値戻し24210付近を抜け、長期の分水嶺である200DMAテストまで復帰。ここは最高値からの下降TLと重なるため、簡単には上抜けできそうにない場所です。

いったん値幅調整するのか、それとも揉み合いで日柄調整だけで済むのか?

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米ダウ先物 週足

中期の大事な目安である26WMAが25100、ちょうど現値付近にあります。ここをクリアすれば、完全に上昇トレンドに復帰し、最高値更新を目指す動きになると思いますが、すんなりとは行かないかもしれません。

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日経平均先物4時間足

ダウ同様、RSIにNegDiv検出。21000が近くて遠いです。ピンクのレンジではなく、20600-20900の狭いレンジなのかもしれません。

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日経平均先物 日足

ようやく50DMAテストまで辿り着きましたが、勢い弱くまだ高値からの下降TLを試せていません。25DMAまでの押しがあってもおかしくタイミングです。
フィボナッチ半値戻しが21660なので、すでに余裕でクリアしているアメリカに比べ日経の弱さは際立っています。政治の無策(財政緊縮+増税)が反映してきている感じでしょうか。

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日経平均先物 週足

下降TLをクリアしたとしても、年初にイメージした戻りの目安26WMAははるか上にあります。現状、ここまで行けるだけの材料が見当たりませんが・・・、予断は禁物。動きについていくだけです。

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ドル円 週足

ざっくり見れば、2013年以降、2014年秋に105円水準を上抜けしてからは、下105円~上115円、10円幅のレンジ相場が続いています。上下へ逸脱は即修正される感じになっています。

  • 黒田バズーカの援護射撃として財政出動が行われていれば、2014年秋から2015年にかけての価格帯へレンジがせりあがり、114円付近をサポートにする流れになっていたでしょう。
  • 現実には、逆の財政緊縮(ブレーキ踏みながらアクセルふかす矛盾した行動)が選ばれたので、元の木阿弥に戻ってしまいました。
  • 財務省による生かさず殺さずの人心掌握術です。今回の消費増税に関しても少子高齢化、年金不安を隠れ蓑にしていますが、プロは騙されません。対外資産や債権を含めて見れば、いわゆる「国の借金1000兆円」はすでに存在しないも同然。そのことがわかっているから、ドル円はレンジにはまり、日経は20000円を維持できるのです。
  • プロは年末のどさくさに大量の株買いポジを仕込んだばかりですので、あとは政治が呼応するのを待つだけです。夏の参院選に向けて安倍政権が何を仕掛けてくるか注目です。

現状は26WMA、50WMAの下へ潜り込んでいますが、決定的な下落トレンドには至っていません。このレンジ内にいる限り(=黒田さんががんばっている限り)、日経への影響は限定的なのかもしれません。

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