[相場診断] インフレの本格化はこれから:直近は週明けギャップダウンからV字ボトムになるかどうか・・・

コモディティ, チャート分析, 原油, 米株チャート

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コメント(2018.12.22)

FOMC、日銀のメジャーイベント通過で材料出尽くしかと思いきや続落で更なる催促相場の様相です。金曜は安値引けで底が見えません。

長期観測

・・・とはいえ、長期的にはメガホン相場(メガホン型のトッピングパターン)になるという見立ては変えていません。

  • 最大の根拠は壮大なQEの作用(効果)です。近くコモディティの底入れから市場全体にインフレバイアスがかかり始め、資産インフレの最終段階に移行すると読んでいます。インフレはある段階まではすべての価格を引き上げます。
  • 歴史的な視点から見ると、前回のリーマンショックが金融(銀行・保険)の崩壊でしたから、次のベア相場は通貨価値の崩壊=債券バブルの終焉になるはずです。現状の経済体制そのものへの不信が暴落を誘い込むわけです。そうなると中央銀行はもはや為す術を持ちません。
  • しかし、その前段として、なんでもかんでも値上がりするインフレ状態を経験しないといけません。そうでなければ「反作用」の暴落が起こりえないからです。
  • では現状の下げは何なのか?快調に上げ過ぎたので踊り場で足踏みしている段階だと思います。そのような中途半端な状態から本格的なベア相場に移行する可能性は低いのではないでしょうか?実際、経済は底堅く、QEのインフレ効果が本当の意味では顕在化していません。
  • 米中戦争?確かに大きなネタですが、これは長期戦なので「いまは」気にされても、そのうち慣れてきて「環境」化していくと思います。
  • 日経に関しても現状は円高ドル安が懸念されていますが、資産インフレの段階に入ると気にされなくなるはずです。

短期観測

金曜の安値引けは不吉です。週明けはギャップダウンもありえるでしょう。とくに日本は月曜が休みなので仕掛けは入りやすい環境です。19500あたりへの突っ込みは買いチャンスになるかもしれません。短期の下落サイクルの日柄はすでに深く(60分足151本で2100円以上の下落)、いつ反転してもおかしくありません。

日経平均先物60分足

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ただ、小型株のラッセル2000指標や原油のチャートはトランプ相場の開始点を目指すダイブ状態にあり、これらが復調の兆しを見せてから買っても遅くはないと思います。年末にこれだけ下げるのはリーマンショック以来で異例中の異例ですので、予断は禁物です。

原油ETF日足

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ラッセル2000日足

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S&P500日足(メガホン・トッピング・パターン)

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